撮影の基本編
■シリーズ2 『撮影の巻』
【基本編】①ビデオカメラのご紹介
~眠っている昔のビデオカメラから、最新のビデオカメラ&面白カメラまで~
●ツーリングムービーを撮影するためには、
当然のことながらビデオカメラが必要ですね。
「最新のビデオカメラを持ってるよ」という方から、
「子供が小さい時に買ったけど、今は使ってないなー」という方。
そして、ビデオカメラをお持ちでない方…。
- これから、ツーリングムービー撮影のお話を
進めていくためのご参考までに我が家のビデオカメラを
ご紹介させていただきます。
(1)SONY デジタル・ハンディカム DCR-PC120
2001年に初めて買ったビデオカメラです。 当時、結構進んだデジタルビデオカメラだったと思います。
【主な仕様】
- 1/4型CCDセンサー
- 総画素数155万画素(有効画素数は動画時97万画素)
- 2.5型液晶モニター
- カールツアイスレンズ
- 光学10倍ズーム
- 連続記録時間:NP-QM91(最も大きなバッテリー)使用時
約7時間 - 重量:約580g
動画の記録メディアは、「miniDVテープ」
- 記録方式は「DV方式」です。
動画の記録方式については、次項で触れたいと思いますが、
「DV方式」のビデオカメラは、それまでの8ミリビデオやVHSなどの
アナログ方式のビデオカメラに対して、デジタル録画ができる
カメラとして一気に普及しました。アナログ方式とデジタル方式は
何が違うかというと、とにかくデジタルは高画質で画像がキレイだ
ということと、パソコンの動画編集(ノンリニア編集と言います)
ソフトを使って家庭で簡単に編集ができるようになったことです。
映像のサイズは、720×480画素(ピクセル)で、画角は、4:3の比率です。
●ちなみに、このビデオカメラで撮影したのが、
シリーズ1 『ツーリングムービー制作の楽しみ』
のsample movie 1と、sample movie 3の映像です。
(2)SONY まめカム CCD-MC100
お笑い芸人がバンジージャンプやスカイダイビングなどを やらされて、その恐怖を体験している顔をヘルメットに 取り付けた小型カメラで捉えているバラエティー番組が ありますよね。そんな番組で使われていたのがこのカメラ。
- ハンディカムでツーリングムービーを撮るようになって、更に面白い映像が撮りたいと考えて2002年に購入しました。
【主な仕様】
- カメラヘッドサイズ:37×40×70mm
- 本体サイズ:110×60×35mm
- 総画素数41万画素
- 手動3倍ズーム
- 重量:約135g(本体部)、約75g(カメラ部)
これは、カメラと本体が別体になったCCDカメラですが、
実はこのままでは録画ができません。
●そもそも、この商品は「ビデオウォークマン」のオプション品
という位置づけで発売されたので、単純に「カメラ機能」
しかないのです。そのため、この「カメラ」で撮影した映像を
「録画」するために、ビデオカメラ(ハンディカム)に繋がなければなりません。
●また、まめカムにも、ハンディーカムにもバッテリーが必要なので、結構かさ張る装備でしたが、この小型カメラをヘルメットや、バイクの色々なところに取り付けて、普段見ることの出来ない視点から撮影できる楽しいカメラでした。
以下 次ページに続く・・・・