①ツーリングムービー撮影の醍醐味とセーフティライドについて
①ツーリングムービー撮影の醍醐味とセーフティライドについて
まずはバイクに取り付けたビデオカメラで
撮影した映像を見ていただきましょう。
- 北海道・上士幌町のナイタイ高原牧場をツーリングした時の映像です。
ツーリング好きのライダーなら、ほとんどの方が
「おー、気持ち良さそう!」と思っていただけるのではないでしょうか?
- ツーリングムービーの真骨頂は、まさしくこのような
「美味しい道」を走っているライダーを、そして愛車を
記録し、後々、道の記憶を呼び戻しその場にいなかった
仲間や家族に感動を伝えることにあるんだと思っています。
(ただ、バイクに興味がない人に、この映像を見せても
「ふーん。それで?」って反応になってしまうことが
多いのが悲しいところですが…笑)
ライダーにはショーウインドウや、
前を走るタンクローリーに映る自分の姿を見て、
「むふふ」となる時がありますよね。
そんな自分の姿を第三者的に観ることができて、
二つのタイヤでバランスを保ちながらコーナーを駆け抜ける、
あの興奮を記録しておけることが、
ツーリングムービーの醍醐味だと思います。
そこで『撮影の巻』では、主に「ライダーの視点で撮影するムービー」と、
「第三者の視点でライダーを撮影するムービー」の撮り方について
ご紹介しようと思います。
★早速、具体的な内容に入って行きたいところではありますが、
その前にとっても重要なことをひとつ…
◎唐突な質問ですが「ツーリングムービーを撮影するために、一番大切なことは何でしょう?」
いろいろな答えが思い浮かびますねー?
- 撮影場所の選定?
- ビデオカメラの選択?
- 撮り方のテクニック? などなど
当然、これらはとても重要な要素ではありますが、
その前にもっと重要なことがあります。
それは『自分と、他人の安全を最優先する』ということ。
な~んだか、とっても上から目線のメッセージに聞こえてしまう
かも知れませんが、実はこれを伝えたいのは自分自身に対して
なんですけどね。(笑)
☆今後ご紹介する「走行シーン撮影」では、少なからず走りながらビデオカメラの操作をします。
また、「タンデム撮影」では、リアシートのタンデマーは
何もせずに乗っている時に比べて、ビデオカメラを回している分、
不安定さが増します。
つまり、通常のライディングに加えて、
ひとつ余計なことをする=危険性のリスクが高まる、
って事を絶えず意識しながら、くれぐれも無理をせず、
セーフティライドを最優先に考えて、
撮影を楽しんでいただきたいと思います。
それでは次回から実際の撮影方法についてご紹介させていただきます。